Java Desktop System 電子メールとカレンダ・ユーザーズガイド

フォルダのアクセス権を設定する

次の手順を実行します。

  1. フォルダを右クリックし、ポップアップメニューから「アクセス権」を選択します。

  2. folder-name のアクセス権」ダイアログでアクセス権を設定します。次の表は、「フォルダのアクセス権」ダイアログの要素を説明しています。

    要素 

    説明 

    ユーザー表 

    ユーザーにアクセス権を設定するには、表からユーザーを選択し、「アクセス権」グループで必要なオプションを選択します。

    ユーザーを表に追加するには、「追加」をクリックします。「ユーザーを追加」ダイアログで、ユーザーの名前を入力し、「了解」をクリックします。または、GAL (連絡先リスト) からユーザーを選択するには、「アドレス帳」ボタンをクリックします。「アドレス帳から連絡先を選択してください」ダイアログを使用して、ユーザーを選択します。

    ユーザーを表から削除するには、ユーザーを選択し、「削除」をクリックします。

    役割

    ドロップダウンリストからユーザーの役割を選択します。各役割には複数の権限が関連付けられています。たとえば、「閲覧者」の役割を選択すると、次のオプションが自動的に選択されます。

    • 「項目を読み取る」

    • 「フォルダの表示」

    • 「項目を編集」グループの「なし」オプション

    • 「項目を削除」グループの「なし」オプション

    アクセス権は、ユーザーの役割を選択したあとでも変更できます。アクセス権を変更すると、ドロップダウンリストの値が該当する役割に変わります。選択したアクセス権と役割が一致しない場合は、ドロップダウンリストの値が「カスタム」に変わります。

    「項目を作成」

    ユーザーにフォルダへの項目の追加を許可する場合は、このオプションを選択します。 

    「フォルダの所有者」

    ユーザーにフォルダの所有者と同じタスクの実行を許可する場合に、このオプションを選択します。 

    「項目を読み取る」

    ユーザーにフォルダの項目の読み取りを許可する場合は、このオプションを選択します。 

    「連絡先フォルダ」

    ユーザーにフォルダに関連するメッセージのコピーを送信する場合は、このオプションを選択します。たとえば、ユーザーがフォルダに変更を加えたときに、すべての連絡先フォルダにメッセージを送信する場合です。 

    「サブフォルダを作成」

    ユーザーにフォルダ内での新しいフォルダの作成を許可する場合は、このオプションを選択します。 

    「フォルダの表示」

    ユーザーが自分のアカウントのフォルダを購読しているとき、そのユーザーのフォルダ区画でフォルダの表示を許可する場合は、このオプションを選択します。 

    項目を編集

    フォルダ内の項目をユーザーが編集するときの権限を指定するには、このグループを使用します。 

    • 「なし」 : フォルダ内の項目の変更をユーザーに許可しない場合は、このオプションを選択します。

    • 「所有」 : ユーザー自身がフォルダ内に作成した項目だけに対して変更を許可する場合は、このオプションを選択します。

    • 「すべて」 : ユーザーにフォルダ内の任意の項目に対する変更を許可する場合は、このオプションを選択します。

    「項目を削除」

    ユーザーがフォルダから項目を削除するときの権限を指定するには、このグループを使用します。 

    • 「なし」 : フォルダからの項目の削除をユーザーに許可しない場合は、このオプションを選択します。

    • 「所有」 : ユーザー自身が作成した項目だけについてフォルダからの削除を許可する場合は、このオプションを選択します。

    • 「すべて」 : ユーザーにフォルダの任意の項目に対する削除を許可する場合は、このオプションを選択します。

  3. 「了解」をクリックして変更を保存し、ダイアログを閉じます。