Java Desktop System 電子メールとカレンダ・ユーザーズガイド

個人用カレンダフォルダの使用

Java System Calendar Server に格納されるカレンダは、ローカルに格納されるカレンダ (第 6 章「カレンダの使い方」 を参照) と同じように機能します。ただし、以下この節で説明するように、いくつかの点で異なります。

空き情報とディレクトリサーバー

アカウントの空き情報 (フリー/ビジー) は公開することができます。これにより、ネットワーク上のほかのユーザーが会議を開催するときに、そのアカウントのスケジュールを調べることができます。

空き情報や Calendar Server のその他の機能を利用するには、Sun Java System ディレクトリサーバーを使用します (可能な場合)。または、ディレクトリサーバーからローカルのアドレス帳にカードをコピーします。サーバーからコピーした連絡先カードには、Calendar Server 上にカレンダを持っていることを識別する特殊な属性があります。作成したカードは、サーバーからコピーしたカードと外観は同じです。ただし、作成したカードは電子メールアドレスでのみ機能し、Calendar Server システムで識別されず、統合もされません。