『Java Desktop System Configuration Manager Release 1.1 開発者ガイド』は、アプリケーションを JavaTM Desktop System Configuration Manager リリース 1.1 で使用するための開発者向けガイドラインです。デフォルトでは Java Desktop System Configuration Manager で認識されないソフトウェアアプリケーションの設定を一元管理する方法について、必要な知識を提供します。
このマニュアルを読むと、新しい設定オプションの保存場所と表示方法に関する情報を含んだ「テンプレート」というファイルを作成して配備できるようになります。また、設計に関する推奨事項、高度なテンプレートの作成、リファレンスなど、必要なテンプレートの構築に役立つ情報を提供しています。
『Java Desktop System Configuration Manager Release 1.1 開発者ガイド』は、追加のアプリケーションやオプションを中央で設定できるように Configuration Manager を拡張したい開発者や上級サイト管理者向けに作成されています。
『Java Desktop System Configuration Manager Release 1.1 管理ガイド』の第 1 章「概念」を読み、Configuration Manager の管理と使用を経験しておくことをお勧めします。XML の知識があると役立ちますが、必須ではありません。
第 1 章では、JavaTM Desktop System Configuration Manager リリース 1.1 の概要を述べます。
第 2 章では、テンプレートの基本とその作成方法を説明します。
第 3 章では、複雑なテンプレートの作成方法とその使い方について説明します。
第 4 章では、推奨する設計についてガイドラインを提供します。
第 5 章では、設定の概念について説明します。
付録 A では、設定パスのマッピングについて役立つ情報を提供します。
付録 B では、テンプレートの要素と属性のリファレンスを提供します。
付録 C には、テンプレートの DTD が含まれています。
Sun の次のマニュアルには、このマニュアルに関連する追加情報が含まれています。
『Java Desktop System Configuration Manager Release 1.1 管理ガイド』
『Java Desktop System Configuration Manager, Release 1.1 インストールガイド』
Web サイト docs.sun.comSMから Sun の技術マニュアルにオンラインでアクセスできます。docs.sun.com のアーカイブを参照したり、特定のブックタイトルや題目を検索したりできます。URL は http://docs.sun.com です。
次の表は、本書で使用する表記規則の変更について説明しています。
表 P–1 表記規則
書体 |
意味 |
例 |
---|---|---|
AaBbCc123 |
コマンド、ファイル、ディレクトリの名前やコンピュータの画面出力 |
.login ファイルを編集します。 すべてのファイルを一覧表示するには、ls -a を使用します。 machine_name% you have mail. |
AaBbCc123 |
コンピュータの画面出力に対しユーザーが入力する文字。 |
machine_name% su Password: |
AaBbCc123 |
コマンドラインのプレースホルダ: 実際の名前や値で置換する |
ファイルを削除するコマンドは、 rm filename です。 |
AaBbCc123 |
本のタイトル、新出用語、強調したい用語 |
『User's Guide』の第 6 章を参照してください。 パッチ分析を実行します。 ファイルを保存しないでください。 [オンラインでは強調部分がボールドで表示される場合があります。] |