名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | ファイル | 属性 | 関連項目 | 注意事項
/usr/sbin/halt [-dlnqy]
/usr/sbin/poweroff [-dlnqy]
halt および poweroff ユーティリティは、保留されている情報をディスクに書き出してから、プロセッサを停止させます。poweroff ユーティリティは、可能であれば、 マシンの電源を自動的に切断します。
halt および poweroff ユーティリティは通常、システム停止をシステムログデーモン syslogd(1M) に送信し、ログインアカウントファイル /var/adm/wtmpx に停止情報を記録します。ただし、-n または -q オプションが指定されている場合、これらのアクションは禁止されます。
次のオプションを指定できます。
再起動の前にシステムクラッシュダンプを強制的に実行します。システムクラッシュダンプの設定については、dumpadm(1M) のマニュアルページを参照してください。
halt を実行したユーザーに関するメッセージを、システムログデーモン syslogd(1M) に送信しないようにします。
停止前の sync(1M) を行いません。
即時停止。通常の停止手続きを実行しません。
ダイヤルアップ端末からでも、システムを停止します。
次の属性については、attributes(5) のマニュアルページを参照してください。
属性タイプ |
属性値 |
---|---|
使用条件 |
SUNWcsu |
dumpadm(1M), init(1M), reboot(1m), shutdown(1M), sync(1M), syslogd(1M), inittab(4), attributes(5), smf(5)
halt ユーティリティおよび poweroff ユーティリティは、smf(5) サービスをクリーンな状態で停止しません。/etc/rcnum.d のスクリプトを実行するか、inittab(4) の停止アクションを実行します。システムサービスを完全に停止させるためには、shutdown(1M) を使用するか、または init(1M) を使用して Solaris システムを再起動してください。