Oracle Solaris ZFS 管理ガイド

ストレージプールデバイスのエラーをクリアーする

障害のためにデバイスがオフラインになり、エラーが zpool status の出力に表示される場合は、zpool clear コマンドを使ってエラー数をクリアーできます。

引数を指定しないでこのコマンドを実行した場合は、プールに含まれるすべてのデバイスのエラーがクリアーされます。次に例を示します。


# zpool clear tank

1 つ以上のデバイスを指定してこのコマンドを実行した場合は、指定したデバイスに関連付けられたエラーだけがクリアーされます。次に例を示します。


# zpool clear tank c1t0d0

zpool エラーのクリアーについては、「一時的なエラーを解消する」を参照してください。