デバイスエラーが一時的と考えられる場合、つまりデバイスの今後の健全性に影響しないと考えられる場合は、デバイスエラーを安全に解消することで、致命的なエラーが発生していないと示すことができます。RAID-Z デバイスまたはミラーデバイスのエラー数を消去するには、zpool clear コマンドを使用します。次に例を示します。
# zpool clear tank c1t1d0 |
この構文を実行すると、すべてのデバイスエラーと、デバイスに関連付けられたすべてのデータエラー数が消去されます。
プール内の仮想デバイスに関連付けられているすべてのエラーを消去し、プールに関連付けられているすべてのデータエラー数を消去するには、次の構文を使用します。
# zpool clear tank |
プールエラーの消去の詳細については、「ストレージプールデバイスのエラーをクリアーする」を参照してください。