Solaris Live Upgrade の SUNWlur パッケージと SUNWluu パッケージをシステムにインストールします。これらのパッケージは、アップブレード先のリリースのものでなければいけません。詳細な手順については、「pkgadd コマンドを使用して Solaris Live Upgrade をインストールする方法」を参照してください。
Solaris Live Upgrade のメインメニューから「Flash」を選択します。
「Flash an Inactive Boot Environment」メニューが表示されます。
Solaris フラッシュアーカイブをインストールするブート環境の名前と、インストールメディアの場所を入力します。
Name of Boot Environment: Solaris_10_606 Package media: /net/install-svr/export/Solaris_10_606/latest |
アーカイブを追加するために F1 を押します。
「Archive Selection」サブメニューが表示されます。
Location - Retrieval Method <No Archives added> - Select ADD to add archives |
このメニューでは、アーカイブのリストを作成できます。アーカイブの追加または削除を行うには、次の手順を実行します。
アーカイブをリストに追加する場合は F1 を押します。
「Select Retrieval Method」サブメニューが表示されます。
HTTP NFS Local File Local Tape Local Device |
「Select Retrieval Method」メニューで、Solaris フラッシュアーカイブの場所を選択します。
選択された媒体 |
プロンプト |
---|---|
HTTP |
Solaris フラッシュアーカイブのアクセスに必要となる URL 情報とプロキシ情報を指定します。 |
NFS |
Solaris フラッシュアーカイブが置かれているネットワークファイルシステムのパスを指定します。アーカイブのファイル名も指定できます。 |
ローカルファイル |
Solaris フラッシュアーカイブが置かれているローカルファイルシステムのパスを指定します。 |
ローカルテープ |
Solaris フラッシュアーカイブが置かれているローカルテープデバイスとテープ上の位置を指定します。 |
ローカルデバイス |
Solaris フラッシュアーカイブが置かれているローカルデバイス、パス、ファイルシステムの種類を指定します。 |
次のような「Retrieval」サブメニューが表示されます。表示は選択されたメディアによって異なります。
NFS Location: |
次の例のように、アーカイブのパスを入力します。
NFS Location: host:/path/to archive.flar |
F3 を押してリストにアーカイブを追加します。
(省略可能) アーカイブをリストから削除する場合は F2 を押します。
インストールするアーカイブがリストに含まれた時点で F6 を押して終了します。
F3 を押して 1 つまたは複数のアーカイブをインストールします。
Solaris フラッシュアーカイブがブート環境にインストールされます。ブート環境上のファイルは、共有可能ファイルを除きすべて上書きされます。
このようにして、ブート環境をアクティブにする準備が整います。「ブート環境のアクティブ化 (キャラクタユーザーインタフェース)」を参照してください。