図 10–1 は、この例で使用するサイトの設定を示しています。
この例におけるサイトの状況は次のとおりです。
SPARC: エンジニアリング部は、グループ固有のサブネット上にあります。このグループでは、ソフトウェアを開発するために SPARCstationTM システムを使用しています。
x86: マーケティング部も、グループ固有のサブネット上にあります。このグループでは、文書処理、表計算、およびその他のオフィスツールを実行するために x86 システムを使用しています。
このサイトでは NIS を使用しています。システムの Ethernet アドレス、IP アドレス、およびホスト名は NIS マップに事前設定されています。サイトのサブネットマスク、日付と時刻、および地域の情報も NIS マップに事前設定されています。
マーケティングシステムの周辺装置は、sysidcfg ファイルに事前設定されています。
エンジニアリングシステムとマーケティングシステムの両方とも、Solaris 10 6/06 ソフトウェアをネットワーク上でインストールします。