複合ネットワークインストールイメージまたは DVD メディアから Solaris 10 6/06 リリースをインストールする場合、インストールは部分的に失敗します。このエラーにより、音声フィードバックなどの一部のアクセシビリティー機能が機能しなくなります。この問題は Java パッケージおよびアクセシビリティーパッケージに関係しています。これらのパッケージによって古い Java ソフトウェアがデフォルトバージョンになります。
回避方法:
インストールの完了後に、いくつかのリンクを手動で作成し、いくつかのファイルをさまざまな場所にコピーする必要があります。これを実行すると、Java 1.5.0 バージョンは実行されるデフォルトのバージョンになり、Java 用のさまざまなファイルの準備が整います。アクセシビリティーユーザー用の音声フィードバックは正しく機能します。
次の手順を実行します。
スーパーユーザーとしてログインします。
/usr ディレクトリに移動します。
| # cd /usr | 
現在の java ディレクトリを削除します。
| # rm java | 
現在の java ディレクトリにリンクします。
| # ln -s jdk/jdk1.5.0_06 java | 
/lib ディレクトリに移動します。
| # cd jdk/jdk1.5.0_06/jre/lib/ | 
アクセシビリティーファイルにリンクします。
| # ln -s /usr/share/jar/accessibility.properties | 
Java ファイルをコピーします。
| # cp /usr/share/jar/gnome-java-bridge.jar ext/ |