Oracle Solaris Trusted Extensions ユーザーズガイド

ファイルマネージャーのセキュリティー

Trusted Extensions では、現在のワークスペースのラベルのファイルがファイルマネージャーによって表示されます。複数のラベルのファイルを一度に表示するには、異なるラベルを持つ複数のワークスペースで、ファイルマネージャーをそれぞれに実行します。次に、「配置するワークスペース (Occupy Workspace)」コマンドを使用して、同じワークスペースに複数のファイルマネージャーウィンドウを表示します。

ファイルマネージャーを使用すると、ファイルやフォルダの基本的なアクセス権およびアクセス制御リスト (ACL) を変更できます。承認があれば、異なるラベルのファイルマネージャー間でファイルの移動やリンクを実行することもできます。ファイルマネージャーの使い方の詳細は、「ラベル付きワークスペースにファイルを表示する」および 「トラステッドアクションの実行」を参照してください。