Oracle Solaris Trusted Extensions ユーザーズガイド

ProcedureTrusted Extensions でパスワードを変更する

Solaris OS と異なり、Trusted Extensions ではパスワードを変更するための GUI が提供されています。この GUI により、パスワードの操作が完了するまでポインタが占有されます。ポインタを占有したプロセスを中止するには、『Oracle Solaris Trusted Extensions 管理の手順』「デスクトップの現在のフォーカスへの制御を取り戻す」を参照してください。

  1. トラステッドパスメニューから「パスワード変更 (Change Password)」を選択します。

    • Trusted JDS で、トラステッドストライプ内のトラステッドパスをクリックします。

      図 3–6 トラステッドパスメニュー

      図は、トラステッドストライプの左側にあるトラステッドシンボルの下のトラステッドパスメニューを示しています。

    • Trusted CDE で、フロントパネルの中央からトラステッドパスメニューを開きます。

      基本的なトラステッドパスメニューを示す画面
  2. 現在のパスワードを入力します。

    これにより、このユーザー名の正当なユーザーであることが確認されます。セキュリティー保護のため、入力するパスワードは表示されません。


    注意 – 注意 –

    パスワードを入力するときは、カーソルが「パスワード変更 (Change Password)」ダイアログボックス上にあること、およびトラステッドシンボルが表示されていることを必ず確認してください。カーソルがダイアログボックス上にない場合に、誤ってパスワードを別のウィンドウに入力すると、ほかのユーザーにパスワードを見られる恐れがあります。トラステッドシンボルが表示されていない場合は、だれかがパスワードを盗もうとしている可能性があります。ただちにセキュリティー管理者に連絡してください。


  3. 新しいパスワードを入力します。

  4. パスワードをもう一度入力して確定します。