Oracle Solaris Trusted Extensions ユーザーズガイド

はじめに

Oracle Solaris Trusted Extensions ユーザーズガイド』は、Solaris Trusted Extensions がインストールされた Solaris オペレーティングシステム (Solaris OS) での操作方法を説明するマニュアルです。

読者対象

このガイドは、Trusted Extensions のすべてのユーザーを対象としています。前提条件として、 Solaris OS と次のデスクトップ環境のいずれかに精通している必要があります。

同時に、組織のセキュリティーポリシーにも精通している必要があります。

Solaris Trusted Extensions のガイドの構成

次の表に、Solaris Trusted Extensions ガイドで扱うトピックの一覧と、各ガイドの対象読者の一覧を示します。

ガイドのタイトル 

トピック 

対象読者 

『Solaris Trusted Extensions 移行ガイド』

旧版。Trusted Solaris 8 ソフトウェア、&Solaris 10; ソフトウェア、および Solaris Trusted Extensions ソフトウェア間の違いについて、概要を説明しています。 

このリリースでは、Trusted Extensions の変更点を『Solaris OS の概要』のマニュアルで概説しています。

すべて 

Solaris Trusted Extensions リファレンスマニュアル

旧版。Solaris 10 11/06 と Solaris 10 8/07 リリースの Trusted Extensions における Solaris Trusted Extensions マニュアルページが記載されています。 

このリリースでは、Trusted Extensions のマニュアルページは Solaris のマニュアルページに含まれています。 

すべて 

『Oracle Solaris Trusted Extensions ユーザーズガイド』

Solaris Trusted Extensions の基本的な機能について説明しています。用語集も付属しています。 

エンドユーザー、管理者、開発者 

『Solaris Trusted Extensions インストールと構成 (Solaris 10 11/06 および Solaris 10 8/07 リリース版)』

旧版。Solaris 10 11/06 と Solaris 10 8/07 リリースの Trusted Extensions における Solaris Trusted Extensions を計画、インストール、および構成する方法について説明しています。 

管理者、開発者 

『Oracle Solaris Trusted Extensions 構成ガイド』

Solaris 10 5/08 リリース以降において、Solaris Trusted Extensions を有効化、および最初に構成する方法を説明しています。『Solaris Trusted Extensions インストールと構成 (Solaris 10 11/06 および Solaris 10 8/07 リリース版)』を置き換えます。

管理者、開発者 

『Oracle Solaris Trusted Extensions 管理の手順』

具体的な管理業務の実行方法を示します。 

管理者、開発者 

『Solaris Trusted Extensions 開発ガイド』

Solaris Trusted Extensions を使ってアプリケーションを開発する方法について説明しています。 

開発者、管理者 

『Solaris Trusted Extensions ラベルの管理』

ラベルエンコーディングファイルでのラベル構成要素の指定方法について説明します。 

管理者 

『コンパートメントモードワークステーションのラベル作成: エンコード形式』

ラベルエンコーディングファイルで使用される構文について説明します。構文を使用することにより、適格な形式のラベルに関するさまざまな規則がシステムに適用されます。 

管理者 

このマニュアルの構成

第 1 章Solaris Trusted Extensions ソフトウェアの紹介では、Trusted Extensions が設定された Solaris システム上で実現される基本概念について説明します。

第 2 章Trusted Extensions へのログイン (手順)では、Trusted Extensions が設定されたシステムにアクセスする手順、およびシステムへのアクセスを終了する手順を示します。

第 3 章Trusted Extensions での作業 (手順)では、Trusted Extensions を使用して作業を行う方法について説明します。

第 4 章Trusted Extensions の構成要素 (リファレンス)では、Trusted Extensions が設定されたシステムの主な構成要素について説明します。

用語集では、Trusted Extensions で使われるセキュリティー用語について説明します。

マニュアル、サポート、およびトレーニング

追加リソースについては、次の Web サイトを参照してください。

Oracle へのご意見

Oracle はドキュメントの品質向上のために、お客様のご意見やご提案をお待ちしています。誤りを見つけたり、改善に向けた提案などがある場合は、http://docs.sun.com で「Feedback」をクリックしてください。可能な場合には、ドキュメントのタイトルやパート番号に加えて、章、節、およびページ番号を含めてください。返信を希望するかどうかもお知らせください。

Oracle Technology Network では、Oracle ソフトウェアに関する広範なリソースが提供されています。

表記上の規則

このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。

表 P–1 表記上の規則

字体または記号 

意味 

例 

AaBbCc123

コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。 

.login ファイルを編集します。

ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。

system%

AaBbCc123

ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 

system% su

password:

AaBbCc123

変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 

ファイルを削除するには、rm filename と入力します。

『 』 

参照する書名を示します。 

『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。 

「 」 

参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。 

第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 

この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。 

枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。 

 


sun% grep `^#define \

  XV_VERSION_STRING'

Oracle Solaris OS に含まれるシェルで使用する、UNIX のデフォルトのシステムプロンプトとスーパーユーザープロンプトを次に示します。コマンド例に示されるデフォルトのシステムプロンプトは、Oracle Solaris のリリースによって異なります。

[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。

| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。

キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。

ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-DControl キーを押したまま D キーを押すことを意味します。