Oracle Solaris Trusted Extensions 管理の手順

Solaris 管理コンソール を使用したクライアントサーバー通信

一般に、Solaris 管理コンソール クライアントはシステムを遠隔で管理します。ネームサービスとして LDAP を使用しているネットワークでは、Solaris 管理コンソール クライアントは LDAP サーバー上で動作する Solaris 管理コンソール サーバーに接続します。この構成を示したのが次の図です。

図 2–5 LDAP サーバーを使用してネットワークを管理する Solaris 管理コンソール クライアント

Solaris 管理コンソールサーバーが動作する LDAP サーバーと通信する Solaris 管理コンソールクライアント。

図 2–6 は、LDAP サーバーが構成されていないネットワークを示します。管理者は、Solaris 管理コンソール サーバーを使用して各遠隔システムを設定しました。

図 2–6 ネットワーク上の個々の遠隔システムを管理する Solaris 管理コンソール クライアント

複数の遠隔システムと通信する Solaris 管理コンソールクライアント。各システムでは、Solaris 管理コンソールサーバーが動作しています。