Oracle Solaris Trusted Extensions 管理の手順

ProcedureTrusted CDE でオーディオプレイヤプログラムを使用できるように構成する

次の手順では、ユーザーが音楽 CD を挿入したときオーディオプレイヤがTrusted CDE ワークスペースで自動的に開くようにします。ユーザーの手順については、『Oracle Solaris Trusted Extensions ユーザーズガイド』「Trusted Extensions でデバイスを割り当てる」の例を参照してください。


注 –

Trusted JDS ワークスペースでは、ユーザーはリムーバブルメディアの動作を、非トラステッドワークスペースで指定するのと同じように指定します。


始める前に

大域ゾーンで、システム管理者役割になっている必要があります。

  1. /etc/rmmount.conf ファイルを編集します。

    トラステッドエディタを使用します。詳細は、「Trusted Extensions の管理ファイルを編集する」を参照してください。

  2. サイトの CD プレイヤプログラムを、ファイルの cdrom アクションに追加します。


    action media action_program.so path-to-program
    

例 17–3 オーディオプレイヤプログラムを使用できるように構成

次の例でシステム管理者は、システムのユーザーすべてが workman プログラムを使えるようにします。workman プログラムは、オーディオプレイヤプログラムです。


# /etc/rmmount.conf file
action cdrom action_workman.so /usr/local/bin/workman