Oracle Solaris Trusted Extensions 管理の手順

システム管理者の監査タスク

次のタスクは、システム管理者が担当します。Solaris に関する指示に従いますが、Trusted Extensions の管理ツールを使用してください。

作業 

Solaris に関する指示 

Trusted Extensions に関する指示 

監査パーティションおよび監査管理サーバーを作成、監査パーティションをエクスポート、監査パーティションをマウントします。 

audit_warn 別名を作成します。

『System Administration Guide: Security Services』「Configuring and Enabling the Audit Service (Tasks)」

大域ゾーンですべての管理を実行します。 

トラステッドエディタを使用します。 

カスタマイズされた監査ファイルをラベル付きゾーンにコピーまたはループバックマウントします。 

『System Administration Guide: Security Services』「Configuring the Audit Service in Zones (Tasks)」

最初のラベル付きゾーンにファイルをコピーしてから、そのゾーンをコピーします。 

あるいは、ラベル付きゾーンが作成されたあとで、それぞれのゾーンにファイルをループバックマウントまたはコピーします。 

(省略可能) 監査構成ファイルを配布します。 

指示なし 

『Oracle Solaris Trusted Extensions 構成ガイド』「Trusted Extensions でポータブルメディアからファイルをコピーする方法」を参照してください

監査を管理します。 

『System Administration Guide: Security Services』「Solaris Auditing (Task Map)」

ゾーンごとの監査タスクを無視します。 

ラベル別の監査レコードを選択する

『System Administration Guide: Security Services』「How to Select Audit Events From the Audit Trail」

ラベル別のレコードを選択するには、auditreduce コマンドと -l オプションを使用します。