patchadd コマンドと patchrm コマンドは、ファイルシステムを継承した非大域ゾーンでは適切に動作しません。この結果、次の状況のときにこれらのゾーンで pkgchk コマンドを実行すると、パッケージに関するエラーメッセージが生成されることがあります。
大域ゾーンで patchadd コマンドを使用して、Solaris 10 ゾーンシステムにパッチを適用します。
patchrm コマンドを使用して、適用したパッチを削除します。
ファイルシステムを継承した非大域ゾーンで、削除したパッチに含まれるパッケージに関する情報について pkgchk コマンドを使って確認します。
上記の状況のときに、SUNWcsu に対して pkgchk コマンドを使用すると、次のようなメッセージが表示されます。
# pkgchk SUNWcsu ERROR: /usr/lib/inet/certdb modtime <04/26/05 10:55:26 PM> expected <01/23/05 01:48:24 AM> actual file size <36012> expected <42152> actual file cksum <37098> expected <19747> actual ERROR: /usr/lib/inet/certlocal modtime <04/26/05 10:55:26 PM> expected <01/23/05 01:48:24 AM> actual file size <44348> expected <84636> actual |
回避方法: ありません。このエラーが発生しても問題はありません。このエラーメッセージは無視してください。