Solaris 10 OS のスマートカードに関するバグ情報について説明します。
ocfserv が終了し、ディスプレイがロックされている場合は、スマートカードを挿入しても取り出しても、システムはロックされたままになります。
回避方法: 次の手順を実行してシステムのロックを解除してください。
ocfserv プロセスが終了したマシンにリモートログインして接続します。
スーパーユーザーになります。
端末ウィンドウで次のように入力して、dtsession プロセスを終了させます。
# pkill dtsession |
ocfserv プロセスが再起動し、スマートカードのログインおよびその他の機能が復元されます。
スマートカード Console の「構成ファイルを編集」メニュー項目を使用して、/etc/smartcard/opencard.properties にあるスマートカードの構成ファイルを編集することができません。メニュー項目を選択すると、テクニカルサポートからのリクエストがないと編集を継続できないことを示す警告メッセージが表示されます。
回避方法: スマートカード Console の「構成ファイルを編集」メニュー項目は使用しないでください。スマートカードの設定に関する情報は、『Solaris スマートカードの管理』を参照してください。