Wnn8 ユーザーズガイド

入力変換モードの切り替え

wnn8le のツールパレットの左端にあるのが「入力変換モード表示」ラベルです。変換モードは、ひらがな、カタカナ、全角英数、半角英数、直接かな入力など 10 種類が用意されており、入力したキーは変換モードを反映して画面上に表示されます。

【入力変換モードの表示】

(ローマ字入力 / ひらがな表示モード)

この図については本文中で説明しています。
  1. 入力変換モードの種類

    入力変換モードは下記の種類があります。

    モード表示 

    種類 

    表示 

    [あr] 

    ローマ字で入力してひらがなを出力します。 

    あいう 

    [アr] 

    ローマ字で入力して全角カタカナを出力します。 

    アイウ 

    [アイr]1

    ローマ字入力して半角カタカナ2を出力します。

    アイウ3

    [あ] 

    全角英数字を出力します。 

    aiu/AIU 

    [Aあ] 

    半角英数字を出力します。 

    aiu/AIU 

    [ア] 

    全角英数字を出力します。 

    aiu/AIU 

    [アイA]4

    半角英数字を出力します。 

    aiu/AIU 

    [ひ] 

    直接ひらがなを出力します。 

    ちにな 

    [カ] 

    直接カタカナを出力します。 

    チニナ 

    [カナ]5

    直接半角カタカナを出力します。 

    チニナ6

    [q] 

    クォートモード (半角英数字を出力します。) 

    aiu/AIU 

    [Q] 

    クォートモード (全角英数字を出力します。) 

    aiu/AIU 

    [---] 

    変換モード OFF 

    aiu/AIU 

    1. [アイr] は半角表示です。2. [カタカナ] は半角表示です。3. [アイウ] は半角表示です。4. [アイA] は半角表示です。5. [カナ] は半角表示です。6. [チニナ] は半角表示です。

    ※ 「表示」欄は、各モードのとき「A」「I」「U」を順番にキー入力した際に画面に表示される文字です。

  2. 入力変換モードの切り替え

    各モードは次のキーを入力することで切り替えができます。

    入力方法 

    キー 

    切り替え内容 

    ローマ字 

    入力 

    F1 

    ひらがな⇔カタカナ 

    F2 

    全角 ⇔ 半角 

    F3 

    ローマ字入力 -> 半角英数字入力 

    クォートモード (半角) 

    クォートモード (全角) 

    Ctrl + G 

    半角 / 全角英数字 -> かな変換モード 

    かな 

    直接かな入力 ⇔ ローマ字入力 

    ※ MS-IME 風、EGG 風ローマ字スタイルではクォートモードは無効になります。


ヒント –

クォート (quote)モードとは?

ひらがな入力中に一時的にアルファベットや数字 (フルキー側) を入力したい場 合に便利なモードです。q または Q キーで入力モードを「半角 (全角) 英数字」に切り替えることができます。Ctrl + G で元の入力モードに戻ります。

半角クォートモード時のツールパレット表示 (全角クォートモード時は「Q」と表示されます)

この図については本文中で説明しています。