Wnn8 ユーザーズガイド

変換

このページでは、各種変換に関しての設定を行います。

この図については本文中で説明しています。

(1) 

数字 

 

数字の変換を行なったときの変換結果の初期候補形式を指定できます。 

 

【選択項目】 

例 

 

半角 (コンマ無) 

全角 (コンマ無) 

漢字 

漢数字 

漢数字 

半角 (コンマ入) 

全角 (コンマ入) 

100000 

100000 

一〇〇〇〇〇 

十万 

壱拾万 

100,000 

100,000 

(2) 

アルファベット 

 

アルファベットの変換を行なったときの変換結果の初期候補形式を指定できます。 

 

【選択項目】 

例 

 

半角 

全角 

abc 

abc 

(3) 

記号 

 

記号の変換を行なったときの変換結果の初期候補を指定できます。 

 

【選択項目】 

例 

 

半角 

全角 

# & 

♯ & 

(4) 

送り基準モード 

 

送り基準処理規則を指定できます。 

送りがなのみの異なる候補 (例:行う、行なう) の変換を行うとき、指定された法則 (本則、送る、送らない) に一致する候補を初期候補に指定できます。 

 

【選択項目】 

例 

 

本則 

送る 

送らない 

行う 

行なう 

行う 

(5) 

接頭語 

 

接頭語の初期候補を指定できます。 

 

【選択項目】 

例 

 

ひらがな 

漢字 

お名前 

御名前 

(6) 

複合語変換モード 

 

複合語優先変換を行う (付属語を含まない候補を優先する) かを指定します。チェックした場合、複合語優先変換を行います。 

 

チェック時 

未チェック時 

「ひがしの」->「東野」 

「ひがしの」->「東の」 

(7) 

揺らぎモード 

 

長音、揺らぎ処理を行うかを指定します。 

 

【選択項目】 

例 

 

チェック時 

未チェック時 

「こうり」->「氷」、「ほーほー」->「方法」などを変換候補に含める 

変換候補には含めない 

(8) 

連濁モード 

 

連濁処理を行うかを指定します。 

前回確定した連濁候補を、次回の変換時に初期候補に使用するかどうかを指定します。(変換候補内には連濁候補は含まれます。) 

 

【選択項目】 

 
 

チェック時 

未チェック時 

「がいしゃ」を「会社」で変換後、「がいしゃ」変換時には「会社」を第一候補にしない 

「がいしゃ」変換時に「会社」を第一候補にする 

(9) 

句点変換 

 

句点 (。) 入力時に自動的に変換を行うかを指定します。 

 

【選択項目】 

 
 

チェック時 

未チェック時 

句点 (。) 入力時に自動変換を行う 

自動変換を行わない 

(10) 

日本語校正 

 

誤用 (よく間違われて使われる読み方) や当て字が入力されたときに校正を行うかを指定します。チェックすると日本語校正を行います。 

 

【選択項目】 

 
 

チェック時 

未チェック時 

「いっちょういちゆう」を「一朝一夕」に変換する 

日本語校正を行わない 

(11) 

変換に使用しない品詞 

 

変換に使用しない品詞を指定します。チェックをつけた品詞は変換候補に含まれなくなります。 

 

【選択項目】 

 
 

チェック時 

未チェック時 

指定した品詞を変換に使用しない 

指定した品詞を変換に使用する 

(12) 

「入力補正設定」ボタン 

 

入力補正に関する設定を行います。 

入力補正とは、誤った読みで変換を行なったときに、読みを補正して変換を行うことです。詳しくは、表 6-1「入力補正に関する設定」を参照してください。

(13) 

「初期設定に戻す」ボタン 

 

各項目の設定を出荷時状態に戻します。 

この図については本文中で説明しています。表 6–1 入力補正に関する設定

[1] 

母音の過不足 

 

「おおおさか」->「大阪」、「きゅきゅ」->「救急」など、母音が多かったり少なかったりしたとき、補正を行なって変換するか指定します。 

 

【選択項目】 

 
 

チェック時 

未チェック時 

母音の超過、不足に対して補正をする 

母音の超過、不足に対して補正しない 

[2] 

子音の超過 

 

「いっっぱつ」->「一発」など、子音の超過に対して補正を行うかを指定します。 

 

【選択項目】 

 
 

チェック時 

子音の超過に対して補正をする 

 

未チェック時 

子音の超過に対して補正しない 

[3] 

N の超過 

 

「かんんじ」->「漢字」など、N (ん) の超過に対して補正を行うかを指定します。 

 

【選択項目】 

 
 

チェック時 

未チェック時 

N (ん) の超過に対して補正をする 

N (ん) の超過に対して補正しない 

[4] 

「OK」ボタン 

 

変更した設定を有効にして、このウィンドウを閉じます。 

[5] 

「キャンセル」ボタン 

 

変更した設定をすべて破棄して、このウィンドウを閉じます。 

[6] 

「ヘルプ」ボタン 

 

「入力補正設定」についてのオンラインヘルプを表示します。