Wnn8 ユーザーズガイド

コマンドオプション

dpkeyserv は実行時に以下のコマンドオプションが利用できます。

ただし起動スクリプトの実行時には指定できません。

dpkeyserv   [-a dpkeyallow_file]  [-f dpkeylist_file] 

       [-l <logfile>]      [-L <logfile>] 

       [-t min]        [-v] 

[-a dpkeyallow_file]

アクセス制御リストのファイルパスを指定します。

指定がなければ標準の保存場所を検索します。

[-f dpkeylist_file]

ソフトウェア許諾リストのファイルパスを指定します。

指定がなければ標準の保存場所を検索します。

[-l <logfile>]

通信状況のログを logfile に保存します。

ログファイル名 logfile の引数の省略時には以下の優先順位で対応します。

  1. 環境変数 DPKEY_LOGFILE での指定

  2. 環境変数 DPKEYVARDIR 以下の dpkeyserv.log

  3. /var/lib/wnn/dp/dpkeyserv.log

[-L <logfile>]

通信パケットのダンプも含めた詳細なログを logfile に保存します。

ログファイル名省略時の対応は、-l オプションと同じです。

[-t min]

アプリケーションが未使用の状態でここで指定した時間を経過すると、そのライセンスを強制解放します。「分」単位で指定します。

dpkeylist における「未使用時間のタイマー」と同じ機能ですが、-t オプションでは管理する全ソフトウェアに対し有効となります。

[-v]

バージョンを表示します。