Solaris 10 5/08 インストールガイド (カスタム JumpStart/ 上級編)

スワップサイズを決定する方法

プロファイルが swap のサイズを指定していない場合、JumpStart プログラムはシステムの物理メモリーに基づいてスワップ空間のサイズを決定します。表 8–5 に、カスタム JumpStart インストール中に swap のサイズがどのように決定されるかを示します。

表 8–5 swap のサイズの決定

物理メモリー (単位: M バイト) 

スワップ空間 (単位: M バイト) 

16–64 

32 

64–128 

64 

128–512 

128 

512 を超える場合 

256 

JumpStart プログラムは swap のサイズが swap が作成されるディスクの 20% を超えないようにします 。ただし、ほかのファイルシステムを配置したあとにディスクに空き領域が残っている場合を除きます。空き領域が残っている場合、JumpStart プログラムは空き領域を swap に割り当てて、可能であれば、表 8–5 に示されている量を割り当てます。


注 –

物理メモリーとスワップ空間の合計は、32M バイト以上必要です。