プロファイル、rules ファイル、および custom_probes ファイルを使用する前に、check スクリプトを実行して、ファイルが正常に設定されていることを検証する必要があります。すべてのプロファイル、ルール、およびプローブ関数と比較関数が正しく設定されている場合は、rules.ok ファイルと custom_probes.ok ファイルが作成されます。表 5–1 に、check スクリプトの実行内容を示します。
表 5–1 check スクリプトの動作
check スクリプトが JumpStart ディレクトリにあることを確認します。
check スクリプトは、Solaris Operating System DVD または Solaris SOFTWARE - 1 CD の Solaris_10/Misc/jumpstart_sample ディレクトリにあります。
check スクリプトを実行して、rules ファイルと custom_probes ファイルの妥当性を検査します。
$ ./check -p path -r file_name |
使用しているシステムの check スクリプトではなく、プラットフォームに対応した Solaris ソフトウェアイメージの check スクリプトを使用して、custom_probes ファイルの妥当性を検査します。path は、ローカルディスク上のイメージか、マウントされた Solaris Operating System DVD または Solaris SOFTWARE - 1 CD 上のイメージです。
以前のバージョンの Solaris を稼働中のシステムでは、このオプションを指定することにより、check の最新バージョンを実行します。
custom_probes 以外のファイル名を指定します。-r オプションを使用することで、一連の関数を custom_probes ファイル内にまとめる前にそれらの妥当性検査を実施できます。
check スクリプトを実行すると、rules ファイル、custom_probes ファイル、および各プロファイルの妥当性が報告されます。エラーが検出されなければ、スクリプトは次のメッセージを表示します。「The custom JumpStart configuration is ok」と表示され、JumpStart ディレクトリ内に rules.ok ファイルと custom_probes.ok ファイルが作成されます。
custom_probes.ok ファイルが実行可能かどうか調べます。
実行可能な場合、手順 5 へ進みます。
実行可能でない場合は、次のコマンドを入力します。
# chmod +x custom_probes |
root が custom_probes.ok ファイルを所有し、そのアクセス権が 755 に設定されていることを確認してください。