FTP サーバーに格納されたアーカイブ
アーカイブが FTP サーバーに格納されている場合は、archive_location プロファイルキーワードに次の構文を使用します。
archive_location ftp://user_name:password@server_name:port/path/filename optional_keywords
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user_name:password
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プロファイルファイルにおいて、FTP サーバーにアクセスするために必要なユーザー名とパスワードです。
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server_name
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アーカイブを格納するサーバーの名前です。
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port
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オプションのポートです。port は、ポート番号でも、実行時に決定されるポート番号を持つ TCP サービスの名前でもかまいません。
ポートを指定しない場合、Solaris フラッシュインストールユーティリティーはデフォルトの FTP ポート番号 21 を使用します。
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path
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指定したサーバーから取得するアーカイブの場所です。このパスに $HOST を含めると、Solaris フラッシュインストールユーティリティーは $HOST をインストール先のクローンシステムの名前に置き換えます。
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filename
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Solaris フラッシュアーカイブファイルの名前です。
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optional_keywords
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Solaris フラッシュアーカイブを FTP サーバーから取得するときに指定できるオプションのキーワードです。
表 8–4
archive_location FTP で使用可能なオプションのキーワード
キーワード
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値の定義
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timeout min
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timeout キーワードには、HTTP サーバーからのデータ受信を待機する最長の時間を分単位で指定できます。この時間に達すると、接続が切断され、再接続のあと、再開されます。timeout 値として0 (ゼロ) を指定すると、再接続は行われません。
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タイムアウトによる再接続が発生すると、Solaris フラッシュインストールユーティリティーはアーカイブを取得した最後の位置からインストールの再開を試みます。この位置での Solaris フラッシュインストールの再開が不可能な場合、アーカイブの初めから再度データの取得が行われ、タイムアウト前に取得されたデータは破棄されます。
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パッケージのインストール中にタイムアウトによる再接続が発生すると、パッケージの先頭からインストールし直されます。タイムアウト以前に取得されたデータは破棄されます。
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proxy host:port
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proxy キーワードを使用して、プロキシホストとプロキシポートを指定できます。プロキシホストを使用すると、ファイアウォール越しに Solaris フラッシュアーカイブを取得できます。proxy キーワードを指定する場合は、プロキシポートを指定する必要があります。
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例 8–3 FTP サーバーに格納されたアーカイブ
archive_location ftp://user1:secret@silver/archives/usrarchive.flar timeout 5