新しいブート環境に切り替えてアクティブにする準備ができたら、新しいブート環境をすばやくアクティブにしてリブートします。新たに作成したブート環境を初めて起動するとき、ブート環境間でファイルの同期がとられます。ここでいう「同期」とは、いくつかのシステムファイルやディレクトリを、直前にアクティブだったブート環境から、ブート中のブート環境へコピーすることです。システムをリブートすると、非アクティブなブート環境にインストールした構成がアクティブになります。この時点で、元のブート環境は非アクティブブート環境となります。
ブート環境をアクティブにする手順 | |
アクティブなブート環境と非アクティブなブート環境の同期についての情報 |
図 2–10 に、リブート後に非アクティブなブート環境からアクティブなブート環境に切り替わる様子を示します。