インストール用の DHCP マクロを作成する前に、次の作業を実行してください。
ネットワークインストールサーバーのインストールクライアントとして、DHCP を使用してインストールするクライアントを追加します。インストールサーバーにクライアントを追加する方法については、第 4 章「ネットワークからのインストール (概要)」を参照してください。
DHCP サーバーを構成します。DHCP サーバーの構成を完了していない場合は、『Solaris のシステム管理 (IP サービス)』の第 13 章「DHCP サービスの使用計画 (手順)」を参照してください。
マクロに使用する DHCP オプションを作成します。DHCP オプションを作成する方法については、「Solaris のインストールをサポートするオプションを作成する方法 (DHCP マネージャ)」を参照してください。
DHCP マネージャで「マクロ (Macros)」を選択します。
「編集 (Edit)」メニューから「作成 (Create)」を選択します。
「マクロの作成 (Create Macro)」パネルが開きます。
マクロの名前を入力します。
使用できるマクロ名については、表 3–5 を参照してください。
「選択 (Select)」ボタンをクリックします。
「オプションの選択 (Select Option)」パネルが開きます。
「カテゴリ (Category)」リストで「ベンダー (Vendor)」を選択します。
作成したベンダーオプションがリストされます。
マクロに追加するオプションを選択して、「了解 (OK)」をクリックします。
オプションの値を入力します。
オプションのデータ型については表 3–3 および表 3–4 を参照してください。add_install_client -d の報告も参照してください。
すべてのオプションを追加するまで、手順 6 から手順 7 までを繰り返します。
別のマクロを追加するには、オプション名に Include と入力し、オプション値にそのマクロ名を入力します。
マクロが完成したら、「了解 (OK)」をクリックします。
DHCP を使ってネットワーク経由のインストールを行うには、インストールサーバーを設定し、システムをインストールクライアントとして追加する必要があります。詳細については、第 4 章「ネットワークからのインストール (概要)」を参照してください。
DHCP を使って WAN ブートインストールを行うには、追加の作業を行う必要があります。詳細については、第 9 章「WAN ブート (概要)」を参照してください。
DHCP を使ってカスタム JumpStart インストールを行うには、プロファイルと rules.ok ファイルを作成する必要があります。詳細については、『Solaris 10 5/08 インストールガイド (カスタム JumpStart/ 上級編)』の第 2 章「カスタム JumpStart (概要)」を参照してください。
DHCP の詳細は、『Solaris のシステム管理 (IP サービス)』のパート III「DHCP」を参照してください。