sysidcfg ファイルに一連のキーワードを指定すると、システムを事前設定できます。
sysidcfg ファイルを作成するには、次の手順に従ってください。
Solaris フラッシュアーカイブを作成します。詳細は、「Solaris フラッシュアーカイブを作成する方法」を参照してください。
インストールサーバーで、テキストエディタを使って sysidcfg というファイルを作成します。
必要な sysidcfg のキーワードを入力します。
sysidcfg のキーワードの詳細については、「sysidcfg ファイルキーワード」を参照してください。
WAN ブートサーバーがアクセスできる場所に、この sysidcfg ファイルを保存します。
このファイルを次のどちらかの場所に保存します。
SPARC ベースのシステムで使用される sysidcfg ファイルの例を次に示します。このシステムのホスト名、IP アドレス、およびネットマスクは、ネームサービスを編集することにより、すでに事前設定されています。
network_interface=primary {hostname=wanclient
default_route=192.168.198.1
ip_address=192.168.198.210
netmask=255.255.255.0
protocol_ipv6=no}
timezone=US/Central
system_locale=C
terminal=xterm
timeserver=localhost
name_service=NIS {name_server=matter(192.168.255.255)
domain_name=mind.over.example.com
}
security_policy=none
sysidcfg ファイルを作成したあと、クライアントのカスタム JumpStart プロファイルを作成します。手順については、「プロファイルを作成する方法」を参照してください。
sysidcfg のキーワードと値の詳細については、「sysidcfg ファイルによる事前設定」を参照してください。