この構成では、ホストのアドレスが、ラベル付きゾーンを含むすべてのゾーンに適用されます。
大域ゾーンでスーパーユーザーになります。Trusted CDE ワークスペースにアクセスします。
Trusted_Extensions フォルダに移動します。
「物理インタフェースの共有」アクションをダブルクリックします。
このアクションによって、1 つの IP アドレスを持つホストが構成されます。大域ゾーンには一意のアドレスはありません。このシステムは、マルチレベルプリンタサーバーまたは NFS サーバーとして使用できません。
(省略可能) 端末ウィンドウでこのアクションの結果を確認します。
# ifconfig -a |
「物理インタフェースの共有」アクションで、すべてのゾーンに論理 NIC を構成します。これらの論理 NIC は、大域ゾーンで 1 つの物理的な NIC を共有します。
たとえば、次の出力は、すべてのゾーンのネットワークインタフェース 192.168.0.11 の共有物理インタフェース hme0 を示しています。
lo0: flags=2001000849<UP,LOOPBACK,RUNNING,MULTICAST,IPv4,VIRTUAL> mtu 8232 index 1 inet 127.0.0.1 netmask ff000000 ether 0:0:00:00:00:0 hme0: flags=1000843<BROADCAST,RUNNING,MULTICAST,IPv4> mtu 1500 index 2 all-zones inet 192.168.0.11 netmask fffffe00 broadcast 192.168.0.255 |
Solaris 10 10/08 リリースから、ループバックインタフェースの lo0 も all-zones インタフェースです。
lo0: flags=2001000849<UP,LOOPBACK,RUNNING,MULTICAST,IPv4,VIRTUAL> mtu 8232 index 1 all-zones inet 127.0.0.1 netmask ff000000 ether 0:0:00:00:00:0 ... |