Solaris のシステム管理 (印刷)

Procedure1 回の呼び出しの間のみ有効な印刷オプション値を設定する方法

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. オプション値を設定します。


    # /usr/lib/lpsched option value
    
    -f num_filters

    印刷サーバーで並行的に実行可能な、スローフィルタの数を指定します。

    -n num_notifiers

    印刷サーバーで並行的に実行可能な、通知プロセスの数を指定します。

    -p fd_limit

    lpsched プロセスのファイル記述子の資源制限を指定します。

    -r reserved_fds

    スケジューラが、高負荷の状況下における内部通信に予約したファイル記述子の数を指定します。


例 8–2 1 回の呼び出しの間のみ有効な印刷オプション値を設定する

この例では、フィルタの数を 2 に設定する方法を示します。残りのオプションでは、印刷スケジューラ内のデフォルトを使用します。


# /usr/lib/lpsched -f 2

印刷スケジューラ内のデフォルトオプションを使用するには、/usr/lib/lpsched コマンドをオプションなしで実行します。

/usr/lib/lpsched コマンドを使用して印刷スケジューラを起動する場合は、svccfg コマンドで設定された値は使用されません。