Solaris のシステム管理 (印刷)

ProcedureIPP クライアントデータを設定する方法

PAPI がサポートされている場合、printer-uri-supported 値がプリンタデータベースにないときには、bsdaddr の値 (server,q) が同等の printer-uri-supported 値 (lpd://server/printers/q) に変換されます。ただし、クライアントシステムが混在し、待ち行列が IPP 対応サーバー上にあるような場合は、このデータを手動で設定する必要があります。

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. /etc/printers.conf ファイルをテキストエディタで開きます。必要な IPP クライアント設定データを追加します。

    次に例を示します。


    /etc/printers.conf:queue: \
        :bsdaddr=server,queue,Solaris: \
        :printer-uri-supported=ipp\://server/printers/queue:
参照

IPP を使用した印刷の詳細については、付録 A インターネット印刷プロトコルの使用を参照してください。

IPP を使用したプリンタ管理の詳細については、「インターネット印刷プロトコル使用時のネットワーク上のプリンタの管理 (作業マップ)」を参照してください。