Solaris のシステム管理 (印刷)

ProcedureLP 印刷コマンドを使用してプリンタアクセスを追加する方法

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. プリンタへのアクセスを追加します。


    # lpadmin -p printer -s print-server -D description
    
  3. プリンタをシステムのデフォルトのプリンタ送信先として設定します。


    # lpamin -d printer
    
  4. プリンタが印刷できる状態にあることを確認します


    # lpstat -p printer
    

例 5–11 lp 印刷コマンドを使用してプリンタアクセスを追加する

リモートプリンタで印刷する場合、リモートプリンタにアクセスを追加しなければなりません。次の例は、印刷サーバーが saturn である luna という名前のプリンタに対してアクセスを構成する方法を示しています。


# lpadmin -p luna -s saturn (1)
# lpadmin -p luna -D "Room 1954 ps" (2)
# lpadmin -d luna (3)
# lpstat -p luna (4)
  1. プリンタと印刷サーバーを指定します

  2. プリンタの説明を追加します

  3. プリンタをシステムのデフォルトのプリンタ送信先として設定します

  4. プリンタが印刷できる状態にあることを確認します