アプリケーションパッケージ開発者ガイド

awk クラススクリプト

awk クラスは、ターゲットシステム上の既存オブジェクトを変更する方法を提供します。変更は、awk クラスアクションスクリプト内の awk 命令として提供されます。

awk クラスアクションスクリプトは、awk クラスに属するファイルが存在する場合、インストール時に自動的に実行されます。このようなファイルには、awk クラススクリプトに対する命令が次の形式で含まれます。

2 つのコマンドが、命令を実行する必要があるときを示します。!install コマンドに続く awk 命令は、パッケージのインストール時に実行されます。!remove コマンドに続く命令は、パッケージの削除時に実行されます。これらのコマンドは、任意の順序で使用できます。

awk クラスアクションスクリプトの名前は、命令が実行される対象のファイルの名前と同じであるようにしてください。

変更対象のファイルは、awk コマンドに対する入力として使用され、スクリプトの出力は最終的に元のオブジェクトを置き換えます。この構文では、環境変数を awk コマンドに渡すことはできません。

awk 命令の詳細については、awk(1) のマニュアルページを参照してください。