パッケージを構築する前に、次のコンポーネントを作成する必要があります。
パッケージオブジェクト
このコンポーネントはアプリケーションを構成します。パッケージオブジェクトは、次の項目で構成されます。
ファイル (実行可能ファイルまたはデータファイル)
ディレクトリ
名前付きパイプ
リンク
デバイス
pkginfo ファイル
pkginfo ファイルは、パラメータ値を定義する必須のパッケージ情報ファイルです。パラメータ値には、パッケージの省略名、正式名称、およびアーキテクチャーが含まれます。詳細については、「pkginfo ファイルの作成」と pkginfo(4) のマニュアルページを参照してください。
pkginfo(1) のマニュアルページは、2 ページで構成されています。1 ページ目では、インストールされるパッケージに関する情報を表示する、セクション 1 のコマンドについて説明します。2 ページ目では、パッケージの特性を記載した、セクション 4 のファイルについて説明します。マニュアルページにアクセスする場合、マニュアルページの該当するセクションを指定する必要があります。次に入力例を示します。 man -s 4 pkginfo
prototype ファイル
prototype ファイルは、必須のパッケージ情報ファイルであり、パッケージのコンポーネントの一覧が記述されます。パッケージオブジェクト、情報ファイル、およびインストールスクリプトには、それぞれ 1 つのエントリが存在します。エントリは、場所、属性、ファイルタイプなど、各コンポーネントを説明するいくつかの情報フィールドで構成されます。詳細については、「prototype ファイルの作成 」と prototype(4) のマニュアルページを参照してください。