アプリケーションパッケージ開発者ガイド

複数のクラス定義の使用

pkgproto コマンドを使用して基本的なprototype ファイルを作成する場合、すべてのパッケージオブジェクトを、 none クラスまたはある特定のクラスに割り当てることができます。「例—pkgproto コマンドを使用した prototype ファイルの作成」で示されるように、基本的な pkgproto コマンドは、すべてのオブジェクトを none クラスに割り当てます。すべてのオブジェクトをある特定のクラスに割り当てるには、-c オプションを使用します。次に例を示します。


$ pkgproto -c classname /home/jane/SUNWcadap > /home/jane/InfoFiles/prototype

複数のクラスを使用する場合、prototype ファイルを手動で編集し、各オブジェクトの class フィールドを変更することが必要になります。また、クラスを使用する場合には、pkginfo ファイルに CLASSES パラメータを定義し、クラスアクションスクリプトを書く必要もあります。クラスの使用は、省略可能な機能であり、「クラスアクションスクリプトの書き込み」で詳細に説明されています。