preserve クラスは、パッケージのインストール時に既存のファイルを上書きするべきかどうかを判定して、パッケージオブジェクトファイルを保持します。preserve クラススクリプトを使用する場合、2 つの可能なシナリオは次のとおりです。
インストールするファイルがターゲットディレクトリにまだ存在しない場合は、ファイルは正常にインストールされます。
インストールするファイルがターゲットディレクトリに存在する場合は、ファイルが存在することを示すメッセージが表示されて、ファイルはインストールされません。
どちらのシナリオの結果も、preserve スクリプトとしては成功と見なされます。失敗は、2 番目のシナリオでのみ発生し、ファイルをターゲットディレクトリにコピーできない場合です。
Solaris 7 リリース以降、i.preserve スクリプトおよびこのスクリプトのコピー i.CONFIG.prsv は、ほかのクラスアクションスクリプトとともに、/usr/sadm/install/scripts ディレクトリに置かれています。
保持するファイル名を含むには、スクリプトを変更します。