使用するスクリプトの種類は、インストールプロセスのどの時点でスクリプトのアクションが必要かによって決まります。パッケージのインストールでは、pkgadd コマンドは次の手順を実行します。
request スクリプトを実行します。
checkinstall スクリプトを実行します。
checkinstall スクリプトは、ファイルシステムのデータを収集し、環境変数の定義を作成または変更して、以降のインストールを制御できます。パッケージ環境変数の詳細については、「パッケージ環境変数」を参照してください。
インストールするクラスごとに、パッケージオブジェクトをインストールします。
これらのファイルのインストールはクラスごとに行われ、それに従ってクラスアクションスクリプトが実行されます。対象となるクラスのリストおよびインストールの順序は、最初は pkginfo ファイルの CLASSES パラメータで定義されています。ただし、request スクリプトまたは checkinstall スクリプトで、CLASSES パラメータの値を変更できます。インストール時のクラスの処理方法の詳細については、「パッケージインストール時のクラスの処理方法」を参照してください。