アプリケーションパッケージ開発者ガイド

パッケージ削除時のスクリプトの処理

パッケージを削除するときは、pkgrm コマンドで次の手順が実行されます。

  1. preremove スクリプトを実行します。

  2. 各クラスのパッケージオブジェクトを削除します。

    削除もクラスごとに行われます。削除スクリプトは、CLASSES パラメータで定義されている順序に基づいて、インストールの逆の順序で処理されます。インストール時のクラスの処理方法の詳細については、「パッケージインストール時のクラスの処理方法」を参照してください。

    1. ハードリンクを削除します。

    2. 通常ファイルを削除します。

    3. シンボリックリンク、デバイス、および名前付きパイプを削除します。

  3. postremove スクリプトを実行します。

request スクリプトは、パッケージの削除時には処理されません。ただし、このスクリプトの出力はインストールされたパッケージに保持されており、削除スクリプトで利用できます。request スクリプトの出力は、環境変数のリストです。