Solaris 10 10/08 インストールガイド (Solaris Live Upgrade とアップグレードの計画)

Procedureブート環境の非大域ゾーンのファイルシステムの構成を表示する

大域ゾーンと非大域ゾーンの両方のファイルシステムの一覧を表示するには、次の手順を実行します。

  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. ファイルシステムの一覧を表示します。


    # lufslist -n BE_name
    
    BE_name

    ファイルシステムの詳細を表示するブート環境の名前を指定します。


例 8–1 非大域ゾーンが含まれているファイルシステムの一覧を表示する

次の例では、非大域ゾーンが含まれているファイルシステムの一覧が表示されます。


# lufslist -n s3
boot environment name: s3
This boot environent is currently active.
This boot environment will be active on next system boot.

Filesystem              fstype    device size Mounted on Mount Options
------------------------------------------------------------------
/dev/dsk/c0t0d0s1         swap     2151776256   -        -
/dev/dsk/c0t0d0s3         ufs     10738040832   /        -
/dev/dsk/c0t0d0s7         ufs     10487955456   /export  -
                zone <zone1> within boot environment <s3>
/dev/dsk/c0t0d0s5         ufs      5116329984   /export  -