Solaris 10 5/09 インストールガイド (Solaris Live Upgrade とアップグレードの計画)

ブート環境のアクティブ化

新しいブート環境に切り替えてアクティブにする準備ができたら、新しいブート環境をすばやくアクティブにしてリブートします。新たに作成したブート環境を初めて起動するとき、ブート環境間でファイルの同期がとられます。ここでいう「同期」とは、いくつかのシステムファイルやディレクトリを、直前にアクティブだったブート環境から、ブート中のブート環境へコピーすることです。システムをリブートすると、非アクティブなブート環境にインストールした構成がアクティブになります。この時点で、元のブート環境は非アクティブブート環境となります。

ブート環境をアクティブにする手順 

「ブート環境のアクティブ化」

アクティブなブート環境と非アクティブなブート環境の同期についての情報 

「ブート環境間でのファイルの同期」

図 2–10 に、リブート後に非アクティブなブート環境からアクティブなブート環境に切り替わる様子を示します。

図 2–10 非アクティブなブート環境のアクティブ化

この図については本文中で説明しています。