Solaris Trusted Extensions 構成を実行しているシステムでゾーン間通信の制約が厳しくなっていることから、準拠でない他社製アプリケーションが制限され、失敗することがあります。
回避方法: 次のいずれかを選択してください。
回避方法 1: セキュリティー設定を一時的に変更します。/lib/svc/method/svc-labeld ファイルの次の行をコメントにします。
/usr/sbin/ndd -set /dev/ip \ ip_restrict_interzone_loopback 1 |
次のコマンドを入力します。
/usr/sbin/ndd -set /dev/ip ip_restrict_interzone_loopback 0 |
この変更を行うと、アプリケーションプログラミングやアプリケーション構成の問題に対処する時間を作ることができますが、永続的な解決方法としては推奨されません。
回避方法2: Trusted Extensions が構成されている Solaris OS のプログラミングおよび構成の指示に準拠するよう、アプリケーションまたは構成を変更します。詳細は、『Solaris Trusted Extensions 開発ガイド』の第 5 章「プロセス間通信」を参照してください。
アプリケーションまたは構成の変更が困難な場合、SUN のサポート窓口にお問い合わせください。