Solaris 10 10/09 インストールガイド (ネットワークインストール)

keyboard キーワード

sysidkdb ツールは、使用している USB 言語とそれに対応するキー配列を設定します。

次の手順で行われます。

keyboard キーワードを使用すると、キーボード言語とそれに対応するキー配列の情報を設定できます。各言語には、独自のキー配列があります。次の構文を使用して、言語とそれに対応する配列を選択します。

keyboard=keyboard_layout

たとえば、次のエントリでは、ドイツ語用のキーボード言語と対応するキー配列が設定されます。

keyboard=German

keyboard_layout には、有効な値を指定する必要があります。有効な値を指定しないと、インストール時に対話式の応答が必要になります。keyboard_layout の有効な文字列は、/usr/share/lib/keytables/type_6/kbd_layouts ファイルに定義されています。


SPARC のみ –

以前は、USB キーボードのインストール時の自己識別値を 1 としていました。そのため、自己識別型でないキーボードはすべて、インストール時に必ず米国英語 (U.S. English) キー配列に設定されていました。


キーボードが自己識別型でない場合に、JumpStart インストール時にプロンプトが表示されないようにするには、sysidcfg ファイルでキーボードの言語を選択します。JumpStart インストールの場合、デフォルトは米国英語 (U.S. English) 用です。別の言語とそれに対応するキー配列を選択するには、前の例に示してあるように、sysidcfg ファイルにキーボードエントリを設定します。

詳細は、sysidcfg(4) および sysidtool (1M) のマニュアルページを参照してください。