ブート環境名に説明を付けることができます。この説明によって名前が置き換わることはありません。ブート環境名は長さと文字に制限がありますが、この説明は長さ、内容に制限がありません。シンプルなテキストでも、gif ファイルのような複雑なものでもかまいません。この説明は、次の時点で作成できます。
ブート環境を作成する時点 (-A オプション指定で lucreate コマンドを使用する)
ブート環境の作成後 (ludesc コマンドを使用する)
lucreate コマンドで -A オプションを使用する方法の詳細 | |
ブート環境の作成後に説明を作成する方法の詳細 |
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
次のように入力します。
# /usr/sbin/ludesc -n BE_name 'BE_description' |
ブート環境名と、ブート環境名に関連付ける新しい説明を指定します。
この例では、second_disk というブート環境に説明が加えられています。この説明は、単一引用符で囲まれたテキストで記述されます。
# /usr/sbin/ludesc -n second_disk 'Solaris 10 10/09 test build' |
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
次のように入力します。
# /usr/sbin/ludesc -n BE_name -f file_name |
ブート環境名を指定します。
ブート環境名に関連付ける説明が書かれているファイルを指定します。
この例では、second_disk というブート環境に説明が加えられています。説明は、gif ファイル内に入っています。
# /usr/sbin/ludesc -n second_disk -f rose.gif |
次のコマンドにより、指定した説明に関連付けられたブート環境の名前が戻されます。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
次のように入力します。
# /usr/sbin/ludesc -A 'BE_description' |
ブート環境名に関連付ける説明を指定します。
この例では、説明を指定して -A オプションを使用することでブート環境名 second_disk を確認しています。
# /usr/sbin/ludesc -A 'Solaris 10 10/09 test build' second_disk |
次のコマンドは、ファイルに関連付けられているブート環境名を表示します。ファイルにはブート環境の説明が含まれます。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
次のように入力します。
# /usr/sbin/ludesc -f file_name |
ブート環境の説明を含むファイルの名前を指定します。
この例では、-f オプションと、説明を含むファイルの名前を使用することでブート環境の名前 second_disk を確認しています。
# /usr/sbin/ludesc -f rose.gif second_disk |
この手順では、コマンドで名前を指定したブート環境の説明が表示されます。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
次のように入力します。
# /usr/sbin/ludesc -n BE_name |
ブート環境名を指定します。
この例では、ブート環境名を指定して -n オプションを使用することで説明を確認しています。
# /usr/sbin/ludesc -n second_disk Solaris 10 10/09 test build |