Sun Validation Test Suite (SunVTS) は、Oracle プラットフォーム上のほとんどのコントローラおよびデバイスの接続性と機能性をテストし、検証する包括的なハードウェア診断ツールです。SunVTS テストは、システム内のハードウェアコンポーネントまたは機能ごとに行われます。このツールでは、グラフィカル UI (GUI)、端末ベースの UI、およびコマンド行インタフェース (CLI) の 3 つのユーザーインタフェース (UI) をサポートしています。
SunVTS インフラストラクチャーには、次のような機能拡張が加えられています。
vtsreportgenerate オプションを表示するように GUI が修正されました。
GUI ウィンドウ上の Sun と Java のロゴが Oracle のロゴで置き換えられました。
メモリーリソース不足に正規の手順で対処するように SunVTS ハーネスが修正されました。
startsunvts スクリプトが拡張されて、デフォルトのテストオプションが追加されました。
メモリーと CPU の診断には、次のような機能拡張が加えられています。
fputest が拡張されて、FMOV、FNEG、FABS、FADD、および FSUB 命令のための新しいサブテストが追加されました。
マルチプロセス手法を使用するように pmemtest が修正されました。
独自のインスタンスを管理するように pmemtest が修正されました。以前は、SunVTS ハーネスがそれらのインスタンスを管理していました。
テスト時にメッセージがクリーンアップされます。
ハードウェア障害が原因でないエラー向けに、新しいメッセージタイプ ALERT が追加されました。
入出力診断には、次のような機能拡張が加えられています。
障害発生時にバッファーをダンプするように iobustest が修正され、stress=MAX が指定された USB ターゲットに対して 8 つのスレッドが生成されなくなります。
SunVTS 用の新しいディスクテストが追加されました。