SPARC システムまたは x86 システムで自動登録を無効化して、データが Oracle 製品登録システムに転送されないようにするには、次の方法があります。
自動インストールやアップグレードを実行している (たとえば、Oracle Solaris JumpStart プログラムを使用している) 場合、次の方法でインストールやアップグレードの前に自動登録を無効にできます。
インストールまたはアップグレードを開始する前に、sysidcfg ファイルを編集して auto_reg キーワードを追加します。
auto_reg=disable |
インストールまたはアップグレードを実行します。
(省略可能) インストールの完了およびシステムのリブート後に、自動登録機能が無効になっていることを確認します。
# regadm status Solaris Auto-Registration is currently disabled |
対話式のインストールまたはアップグレードを開始します。
対話式インストールまたはアップグレードの実行中に、インストーラにより自動リブートを選択するよう求められます。インストールまたはアップグレード後に自動的にリブートするオプションは選択しないでください。システムをリブートする前に、自動登録を無効にする必要があります。
インストールの完了後、システムをリブートする前に、次の方法で端末ウィンドウを開きます。
GUI インストールの場合は、右クリックして端末ウィンドウを開きます。
テキストインストールの場合は、感嘆符 (!) を押して端末ウィンドウを開きます。
コマンド行で、/a/var/tmp/autoreg_config ファイルを削除します。
システムを再起動します。
# reboot |
Oracle Solaris Live Upgrade を実行する前に、テキストエディタを開いて、次の自動登録情報を含むファイルを作成します。
autoreg=disable |
このファイルを保存します。
luupgrade コマンドの実行時に、このファイルを指定します。
luupgrade -k /path/filename |