Oracle Solaris 10 9/10 インストールガイド (ネットワークインストール)

サポート資格を使用した登録の例

システムのインストールまたはアップグレード後にリブートしたときに、My Oracle Support 資格情報を使用して Oracle にサービスタグを登録する場合は、noproxy 値または all 値を使用します。

プロキシ情報を含める場合は、all 値の説明を参照してください。プロキシ情報を含めない場合は、noproxy 値を使用します。次に例を示します。

次の例では、all 値によって、システムのインストールまたはアップグレード後にリブートしたときに、My Oracle Support 資格情報を使用して Oracle にサービスタグを登録することを指定しています。My Oracle Support 資格情報は、この例で示すように、またはインストール中やアップグレード中にプロンプトが表示されたときに指定する必要があります。all 値を使用したため、次の例で示すように、またはインストール中やアップグレード中にプロンプトが表示されたときに、プロキシ情報も指定する必要があります。


auto_reg=all {
oracle_user=myusername
oracle_pw=ajsi349EKS987
http_proxy_host=sss.com
http_proxy_port=8030
http_proxy_user=myproxyusername
htty_proxy_pw=adjsi2934IEls
}

次の例では、noproxy 値によって、システムのインストールまたはアップグレード後にリブートしたときに、My Oracle Support 資格情報を使用して Oracle にサービスタグを登録することを指定しています。My Oracle Support 資格情報は、下に示すように、またはインストール中やアップグレード中にプロンプトが表示されたときに指定する必要があります。ただし、noproxy 値を使用したため、プロキシ情報を指定する必要はありません。インストールまたはアップグレード中にプロキシ情報を指定した場合、その情報は無視されます。


auto_reg=noproxy {
oracle_user=myusername
oracle_pw=sie7894KEdjs2
}