Oracle Solaris 10 9/10 インストールガイド (カスタム JumpStart/上級編)
SPARC: boot コマンドのコマンドリファレンス
boot コマンドの構文は次のとおりです。
 
ok boot [cd–dvd|net] - install [url|ask] options
 
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次の表に、JumpStart インストールに適した boot コマンドのコマンド行オプションを示します。
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 オプション  
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 説明  
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 [cd–dvd|net] 
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 CD または DVD からブートするか、ネットワーク上のインストールサーバーからブートするかを指定します。  
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 [url| ask] 
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 カスタム JumpStart ファイルの場所を指定するか、場所の入力を求めるプロンプトを表示します。   
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url – ファイルのパスを指定します。HTTP または HTTPS サーバーに存在するファイルの URL を指定できます。 
HTTP サーバー 
 
http://server_name:IP_address/jumpstart_dir_path/
compressed_config_file&proxy_info
 
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sysidcfg ファイルを圧縮構成ファイルに含めた場合は、次の例に示すようにそのファイルを含むサーバーの IP アドレスを指定する必要があります。 
 
http://131.141.2.32/jumpstart/config.tar 
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圧縮構成ファイルをファイアウォールで防御された HTTP サーバー上の圧縮構成ファイルに保存した場合は、ブート時に proxy 指示子を使用する必要があります(ファイルが配置されたサーバーの IP アドレスを指定する必要はない)。プロキシサーバーの IP アドレスは次のように指定します。 
 
http://www.shadow.com/jumpstart/
config.tar&proxy=131.141.6.151 
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ask – 圧縮構成ファイルの場所の入力を求めるプロンプトを表示するように、インストールプログラムを指定します。プロンプトは、システムがブートしてネットワークに接続すると表示されます。このオプションを使用すると、完全に自動化された JumpStart インストールを行うことはできません。 
Return キーを押してこのプロンプトへの入力を省略すると、Solaris インストールプログラムはネットワークパラメータを対話的に構成します。インストールプログラムは次に、圧縮構成ファイルの場所を尋ねるプロンプトを表示します。 
 
 
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