次のマッピング変換ルールを使用して、純粋な仮想属性の一部として配信された属性を追加します。たとえば、次の変換ルールを適用すると、givenName は、エントリで指定されていなくてもサーバーに格納されます。値は、mail \${givenName}@example.com として定義された純粋な仮想属性から取られます。
$ dpconf add-virtual-transformation dataview1 mapping add-attr \ mail \${givenName}@example.com |
まず、仮想属性として mail 属性を含み、givenName 属性を含まないエントリを追加します。仮想変換により、givenName 属性の値が生成され、エントリは givenName 属性とともに格納されますが、mail 属性は含まれていません。次に、uid 属性の使用時に検索を行いながら、givenName の値を取得すると、同じ仮想変換により、仮想属性 mail の値が生成されます。
次の図に、ユーザーエントリで発生する変換を示します。