Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 管理ガイド

dsadmdsconf の比較

次の表に、dsadm コマンドと dsconf コマンドの比較を示します。

表 2–1 dsadm コマンドと dsconf コマンドの比較

 

dsadm コマンド

dsconf コマンド

説明 

ローカルホストで直接実行する必要がある管理コマンド。次に例を示します。

  • サーバーの起動または停止

  • サーバーインスタンスの作成

リモートホストから実行できる管理コマンド。次に例を示します。

  • レプリケーションの有効化

  • キャッシュサイズの設定

注 

サーバーは停止している必要があります (dsadm stop コマンドと dsadm info コマンドを除く)。

サーバーはサーバーインスタンスパス (instance-path ) によって特定されます。

サーバーインスタンスパスへの OS アクセス権を持っている必要があります。 

サーバーが実行中である必要があります。 

サーバーはホスト名 (-h)、ポート ( -p) または LDAPS セキュアポート (-P) によって特定されます。

ポート番号を特定しないと、dsconf はデフォルトポート (LDAP の場合は、389) を使用します。

たとえば、ユーザー cn=admin,cn=Administrators,cn=config など設定データへの LDAP アクセス権を持っている必要があります。