Directory Server は、LDAP 要求を処理するだけでなく、Directory Service Markup Language v2 (DSML) で送信されてきた要求にも応答します。DSML は、クライアントがディレクトリ操作をエンコードするためのもう 1 つの方法です。Directory Server は、DSML をほかのすべての要求と同様に、同じアクセス制御とセキュリティー機能を使って処理します。
使用するトポロジに DSML アクセスが含まれている場合は、次の情報を特定します。
DSML 要求を受信するための標準の HTTP ポート。デフォルトポートは 80 です。
SSL が有効になっている場合は、暗号化された DSML 要求を受信するための暗号化 (HTTPS) ポート。デフォルトポートは 443 です。
相対 URL。これをホストとポートの末尾に追加すれば、クライアントが DSML 要求の送信時に使用する必要のある完全な URL が決まります。
DSML の設定方法については、『Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 管理ガイド』の「DSML-over-HTTP サービスを有効にする」を参照してください。