Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 配備計画ガイド

NIS+ から LDAP への移行

NIS+ のデータと LDAP の同期を保つことができますが、そのような同期には、以前は外部エージェントが必要でした。しかしながら、新しい NIS+ デーモンにより、LDAP サーバーを NIS+ データのデータリポジトリとして使用できるようになりました。この機能により、NIS+ クライアントと LDAP クライアントが同じネームサービス情報を共有できます。したがって、メインのネームサービスとして NIS+ を使用する構成から、LDAP を使用する構成への移行が容易になりました。

NIS+ から LDAP への移行方法の詳細は、『System Administration Guide: Naming and Directory Services (DNS, NIS, and LDAP)』の第 16 章「Transitioning From NIS+ to LDAP」を参照してください。