コアをアンインストールする前に、ディレクトリサーバープラグインをアンインストールしてください。
プラグインより先にコアをアンインストールすると、プラグインのビットは削除されますが、Directory Server からは登録解除されないため、手動で cn=pswsync,cn=plugins,cn=config を削除しないかぎり、Directory Server を起動できなくなります。
アンインストールプログラムを起動します。
「ようこそ」画面で「次へ」をクリックします。
設定ディレクトリのホスト名とポート番号を入力します。
設定ディレクトリの管理者の名前とパスワードを入力します。
アンインストールするコアを選択し、「次へ」をクリックします。
設定ディレクトリの URL を入力し、「更新」をクリックして、ドロップダウンリストから適切なルートサフィックスを選択します。
「次へ」をクリックして、さらにアンインストール関連の作業を行います。
概要ウィンドウが表示されます。このウィンドウに表示される指示に従います。
Solaris システムの場合: アンインストールログは /var/sadm/install/logs/ に書き込まれます。
Linux システムの場合: アンインストールログは /var/sadm/install/logs/ に書き込まれます。
Windows システムの場合: アンインストールログは %TEMP% ディレクトリに書き込まれます。このディレクトリは、次の場所にある Local Settings フォルダのサブディレクトリです。
C:\Documents and Settings\Administrator
Windows 2000 Advanced Server などの一部の Windows システムでは、Local Settings フォルダは隠しフォルダになっています。
このフォルダと Temp サブディレクトリを表示するには、次の手順に従います。
Windows エクスプローラを開き、メニューバーから「ツール 」->「フォルダ オプション」を選択します。「フォルダ オプション」ダイアログボックスが表示されたら、「表示」タブをクリックし、「すべてのファイルとフォルダを表示する」オプションを有効にします。
「閉じる」をクリックしてプログラムを終了します。
ハードドライブの障害によりコネクタファイルを失った場合など、何らかの理由で特定のコネクタに対してアンインストーラを実行できない場合は、idsync resetconn サブコマンドを使用します (「resetconn の使用」を参照)。
このコマンドを実行すると、設定ディレクトリ内のコネクタの状態がアンインストール済みにリセットされるので、そのコネクタを別の場所に再インストールできるようになります。resetconn サブコマンドでは、設定ディレクトリにアクセスするその他のコマンドと同様に、次の 2 つのオプションを指定できます。
-e dir-source: リセットするディレクトリソースの名前を指定します。インストーラでは、ディレクトリソース名によってコネクタが識別されます。
-n (セーフモード): 実際の処理を行わずに、コマンドに指定された引数が正しいかどうかを示します。
コマンドの例を次に示します。
idsync resetconn -D "cn=Directory Manager" -w [-h CR-hostname] [-p 389] [-s dc=example,dc=sun,dc=com] -q [-Z] [-P "cert8.db"] [-m "secmod.db"] -e "dc=central, dc=example,dc=com" [-n] |
resetconn の出力は次のようになります。
注意: このプログラムは、指定されたディレクトリソース 'dc=central,dc=example,dc=com' に関連するコネクタ のインストール状態を UNINSTALLED にリセットします。コネクタの状態を UNINSTALLED に変更するのは最後の手 段です。これは、コネクタをアンインストールすることが目的ではありません。通常は、そのコネクタを使用する マシンを失い、アンインストーラを実行できない場合に使用します。また、このプログラムは既存の設定を書き換 えます。これは少し手間のかかるプロセスです。処理を進める前に、コンソール、実行中のインストーラ、および その他すべてのアイデンティティ同期プロセスを停止します。また、設定レジストリ内の ou=Services ツリーを バックアップのために ldif ファイルにエクスポートします。 コネクタのインストーラ設定をリセットしてよろしいですか (y/n)? |